かんたんにいうと、道徳(どうとく)です。ゆうがくのがくもんは中国のふるいおしえにもとづいたものです。
せいかつをよくするためにはまずこころがけを正さなくてはならないというのが、ゆうがくのかんがえです。ですから「親、きょうだいとをだいじにしよう」「ひとのわるくちをいってはいけない」「かぞくでよくはなしあおう」「むだづかいをなくそう」といったことをわかりやすくといたのです。
ゆうがくはそのときに、とうろん=ディスカッションのかたちをとりいれています。そこで、ただしいこころがまえやふだんのおこないについて、みんなではなしあっていました。

たとえば子どもにはむずかしい本をつかわずに、かみしばいや絵をつかってどうとくのはなしをしました。のうさぎょうのてつだいもさせています。
そしていっしょうけんめいしゅぎょうにはげんだり、よいおこないをした人にはごほうびをあげています。
   



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